輝くもの天より墜ち
|
輝くもの天より墜ち (ハヤカワ文庫 SF テ 3-6) 著者:ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア |
蛮行の真実が明らかにされた後の彼女の運命、虐殺が繰り返された後の被害者たちの変容。そこに残される者。
悲劇に対する同情や憐憫がそこにはない。それは諦観なのか、達観なのか。
p562「わたしの全人生はわたしのもの・・・・・・」
作品発表の2年後に彼女は死んだ。アルツハイマーの夫を事前の約束に従いショットガンで射殺し他後、自らの頭を打ち抜いて。
こういうことで変なバイアスをかけて読むものではないが、ちょっとこの長編は彼女自身がかなり前景に出て来たようにしか読めなかった。


コメント